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阪神・淡路大震災の体験より

2024.9.24

阪神淡路大震災は、1995年1月17日に兵庫県南部を中心に発生した大規模な地震です。マグニチュードは7.3で、特に神戸市や淡路島で甚大な被害をもたらしました。また、地震により約6,400人が亡くなり、多くの建物やインフラが破壊され、数十万人が避難生活を余儀なくされました。震災後、日本では防災意識が大きく高まり、建築基準や災害対策が強化される契機となりました。
 当時、兵庫県で実家暮らしをしていた私自身、大震災の最大震度で震度7を体感し自宅も半壊となるなどの被害を受け、震災発生時の強烈な揺れとともに、今でも忘れられない体験となりました。
それでも避難所に避難するまでには至りませんでしたが、早々に復旧した電気とは異なり、水道、ガスは3月末まで約2ヶ月半復旧に時間を要し不便を強いられました。
被災者としての実体験で生活する上で最も不便を感じたのは、トイレ問題でした。水道が復旧するまでは、車で毎週末、給水所を何往復もし、トイレ用の水として自宅とご近所の風呂を満水に補給する生活が2ヶ月半続きました。
地震直後、神戸市の避難所では水洗トイレが使えなくなり、便器が排泄物で溢れてしまったなどの話もあり、清潔なトイレ確保の為、水補給に毎週通っていたのだと思います。
現在は、携帯トイレやマンホールトイレの備蓄も進んでおりますが、長期化する避難所生活には不十分だと実体験からも言わざるを得ません。
弊社は、今後も頻発が予想される災害時に清潔なトイレの供給を!との思いで、能登半島地震でも多数ご活用いただいた災害用移動式トイレトレーラーの販売・普及活動を行っております。受注分も含めると35台とトイレトレーラーの輪が広がってきておりますが、更なる普及が必要と考えております。皆さまのご賛同の声を頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
SORA