2024.3.11
我が家は田舎で自然に近いこともあり、庭のハナミズキに鳥の巣箱を設置しています。
昨年は春先の3月ごろから2ヶ月程度、シジュウカラが子育てに利用してくれました。
シジュウカラの巣作りはメスがするそうで、
土台には主にコケなどふかふかなものをせっせと搬入し、立派なベットをこしらえます。
その後、平均8個程度の卵を産み、アッと言う間ですが2ヶ月もしないで巣立っていきます。
ちなみに、シジュウカラは外見でオスとメスの区別がつきます。胸から腹にかけて黒く太い縦線があり、
この縦線が太くはっきりとしているほうがオスで、幅が細く見えるのがメスです。
漢字では四十雀と書き、名前の由来をネットでみると、40羽ぐらいで群れるから、「シジュウ」と聞こえる鳴き声だからと諸説ある模様。
そんな中、個人的にシジュウカラの巣について1つ感心したことがあります。
それは、シジュウカラ達が退去したあとに、巣を清掃した時のこと。
さぞかし食べ残しやフンで汚くて、バイ菌の住処だろうと思っていたら、これが開けてびっくり、まぁ綺麗なものでした。
よくよく観察していると、シジュウカラの親鳥はヒナのフンを口に咥え外に捨てに行っています。
よって巣の中にはフン汚れもなく、またヒバリのように巣の下がフンまみれになることもありません。
シジュウカラでさえ巣の中は綺麗にして、フンは外へということが自然身についていると感じました。
それに比べ我が家の子供らは、片付けないこと散らかし放題で、まったく少しは見習ってもらいたいものです。
それはさておき、今年も巣を見学に来ているシジュウカラはいますが、まだ決まったつがいはいません。
巣箱を眺めていると、意味があると言われる鳴き声や、エサを何度も運び入れる勤勉な親鳥の姿に癒されます。
私の春の癒しは、もう間もなくと思います。
みなさんの春の癒しはなんでしょうか?