2024.12.16
現代ではペーパーレスが進んでいますが、その一方で深刻な問題も起こっています。
紙の原料の多くはリサイクルの為に集められた古紙が使われています。
紙の使用量は新聞、雑誌、チラシなどの紙媒体が電子媒体に替わり、包装の簡易化など様々な要因で年々減少しています。また人口減少も一つの要因と考えられています。
紙の使用量が減ると必然的に古紙の発生量も減ります。
私たちの生活に欠かせない紙、その中でもトイレットペーパーは絶対的必需品ですが、実はこのトイレットペーパーの多くは古紙から作られています。
よくスーパーなどで牛乳パックの回収BOXがありますよね、あれも主にトイレットペーパーに使われていて、およそ6枚の牛乳パックでトイレットペーパー1個が作れるとされています。
この先、古紙の調達が困難になるとトイレットペーパーの生産にも支障が出てくる恐れもあり、今では原料化が困難だった紙コップや宅配伝票なども使えるよう再生技術も進化しています。
そんな再生技術の最先端を行く会社で、当社と同じOVOL日本紙パルプ商事グループに、コアレックスという再生トイレットペーパーメーカーがあります。
主に業務用芯なし製品を生産していて駅やオフィスビル、ショッピングモールなど多くのトイレで採用されているので、皆さんもきっと何処かで触れていると思います。
これまで何気なく捨てられ焼却されてきたこれらの紙ゴミも、大切な資源として少しでも再生されるよう、皆さんもゴミ箱に入れる前に「これって再生できるかも?」と一度考えてみてください!
たまたまGO