2025.2.17
毎年この時期になると思い出すことがあります。もうすぐ今年もあの日が来ます。
2011年3月11日、午後2時46分、マグニチュード9の地震が東北地方を中心とした日本の広い範囲を襲いました。東日本大震災です。当時、仙台市内で勤務していた私は、事務所で午後の勤務に就いていたところ、かつて経験したことのないような揺れに見舞われました。机上の書類はメチャクチャに散乱し、オフィス家具は倒れ、社内には悲鳴が飛び交いました。その後発生した津波の影響で多くの方がお亡くなりになり、東京電力福島第一原子力発電所は大きな被害を受けました。
当日は余震が頻発し、信号は停止、電気、ガス、水道などライフラインも全て止まり、スーパーやコンビニの棚からはあっという間にモノがなくなりました。仙台の街中では、電気と水道は間もなく復旧しましたが、ガスは地方から徐々に開通しましたので、しばらくお風呂には入れませんでした。その時感じたのは、いつも当たり前にあったものが、ある日突然なくなったらどうなるか・・・日々の備えがいかに大切かということでした。
地震に限らず日本では常に災害が発生しています。その都度、被災地の方々はどうしているだろうかと考えます。当社では、「“いつも”と“もしも”に安心とやさしさを」をキャッチフレーズとして、日常生活に欠かせないトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの家庭紙を扱っている他、災害時の移動式トイレ「トイレトレーラー」を世に広めるための活動を行っています。災害はこれからも決してなくならないでしょう。そのための備えの一つとして是非当社にもお手伝いさせて下さい。よろしくお願い致します。
ボン
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